Entries from 2015-06-01 to 1 month

鍼のサイズ

定期的に体のメンテナンスに来てくださるXさんだが、この一週間 何をしても頭痛がとれなかったそうだ。梅雨時の天候のせいか このところ頭痛の患者さんも多い。Xさんの体を触診したところ、いつも使っている鍼だと曲がってしまいそうに張っていたので Xさ…

アルプスの谷 アルプスの村

山岳小説を多数書いている新田次郎の アルプスでの旅行記。単なる山の印象の記述ではなく、そこに住む人々や 日本とアルプスの山の違いや (以前気象庁につとめていただけあり)専門分野の気象の考察などが たくさん盛り込まれていて とても面白かった。健幸…

ブヨだらけの小秀山

天気予報は曇りだったが、「雨に降られなければよし」ぐらいの気持ちで また小秀山に登りに行った。前回来た時は まだ新緑の感じが残っていたが、熊笹も生い茂り、蝉が鳴き、すっかり夏山になっていた。そして、夏山名物の「ブヨ」が大発生!山頂で記念撮影…

介護士の頭痛

介護士のWさんが 極度の首の痛みと頭痛で来院。介護士の仕事は 肉体的な労力プラス 施設の利用者同士の人間関係(特に女性)の仲介など、メンタル面でも疲れるそうだ。私の父が老健に入所していた時を思い出せば、Wさんの苦労はすぐに想像できる。Wさんは…

近江商人?!

Vさんが、いつもの肩首のこりに加えて 久しぶりの登山で伊吹山に行って筋肉痛だと来院。登山の当日は最高の天気で 琵琶湖も見渡せ楽しかったそうだ。ふとしたことから 伊吹山登山の駐車場の 高橋さんの話題がのぼった。登山口付近には たくさんの民家が駐車…

歯科治療と首

Uさんが 耳の後ろから首にかけての調子が悪いと来院。思い当たる原因を聞いたが 特にないとおしゃった。しかしさらにお話を伺うと 前日に 歯医者さんで2時間ほどの治療を受けたそうだ。あの治療用の椅子にこしかけ仰向けで長時間治療を受けるというのは 首…

Momoirs of a Geisya

Arthur Goldonというアメリカ人が書いた戦前戦後のとある芸者の人生を描いた小説。この小説はハリウッドで「Sayuri」という題で映画になって ずっと以前に観に行ったことがある。特にストーリーは覚えていないのだが、「何だかちょっと変。日本を描いている…

少年時代

長年の患者さんであるSさんの紹介でTさん(男性)が腰痛と肩こりで来院。初めは寡黙だったTさんが、今の症状に至るまでの話をきっかけに、飛騨での少年時代の話をしてくださった。子供は冬はスキー、夏は川遊び、春は山菜をとって 秋はあけびやグミなど果…

選択

昨日も主人は毎週通う名古屋まで往診に行って来た。Rさんは末期の癌患者であるが、抗がん剤治療があまりにも体に負担になったのでやめることにし、今は 主人の治療とリハビリだけを受けている。昨年11月に鍼灸マッサージ治療を開始したときは 主人も「4…

6月の鍼セミナーへ

6月の鍼セミナーの受講のため 大阪堺市まで行って来た。今回の講義は 前回に引き続き 千島学説と私たちが学んでいる鍼やマッサージへの応用例を聞いた。単なるつぼ治療ではなく、的確に筋肉を上手に治療すれば 整形外科的疾患のみならず 内科や皮膚科の分野…

空木岳へ

天気予報が大きく好転したので 6月4日(木)に空木岳に登った。登山校を4時10分に出発。↓夜明け前の南アルプスが美しい。 森の中を延々と歩き、このように見晴らしの良い所に出る↓ ↓山頂方面 ↓山頂までまだ少しある。頑張ろう。 ↓ようやく山頂に。ここ…

子育てと寝違え

Sさんが 首から背中の寝違いで来院。二人目のお子さん(乳児)の抱っこなどで 相当体に来てしまったようだ。実のお母様に赤ちゃんを預けて健幸堂に来てくださった。育児は重労働! 予想通り 患部のみならず 全身バリバリにお疲れだったので、出来るだけ体を…