幸せの力

お友達と、「幸せのちから」という映画を観てきました。貧富のどん底に陥ってしまったセールスマンが、5歳の息子を連れて転職活動・・・というストーリーだとは聞いていましたので、その男性のサクセスストーリーが描かれる軽快な映画だろう、と想像していました。ところが観てびっくりでした。初めに言っておきますが、これは実話に基づいたお話です。

だるまさんの用に、転んでは起き上がり、また打ちのめされては転んで起き上がり・・・といった展開がズーっと続くんです。「こんな不幸があってもいいの！」という悲惨さです。家賃が払えず家を追われて地下鉄のトイレで息子と寝るシーンなど、かわいそうで観るのが嫌になったほどです。でも、「絶対負けない」という強さが凄かった。人間とは極限の状態でもこんなにたくましく生きられるんだ、と励まされました。

何事もうまく行かなくて落ち込んでいる方がいたら、この映画を観るのもいいかもしれません。

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