バックパッカー

Zさんが 3回目の 50肩治療に来院。その時、「先生もバックパッカーをなさっていたんですね」とおっしゃった。健幸堂のホームページの私のプロフィールを見て下さったそうだ。

お話を伺うと Zさんの息子さんも 就職後 お金を貯めて3年ほど 世界をバックパックを背負って旅をしてきたそうだ。それも、アフリカなど ちょっと旅するには大変そうな場所も見て回ったらしい。しかし、そういう場所でも 日本人のバックパッカーはけっこう沢山いて 情報を交換しあったそうだ。私も かれこれ30年も前にバックパッカーだった時は 「日本人ってどこにでも居るな」と感じた。旅行好きな国民なのだろうか?

それにしても3年も旅を続けたなんて たくましい!そして ちゃんと帰国して 就職もして結婚をした点が偉いと思う。日本を出て世界を見てしまうと 逆カルチャーショックを受けて ずっと海外を放浪したい気持ちにかられる人が多い。私もそうだった。実際、ビザも切れたまま 海外でうろうろし続けている日本人も何人か会った。

帰国して日本で生活を築いても もしかしたら 物足らなさを感じていらっしゃるかもしれないけれど、旅で培った たくましさや行動力、判断力、感動する心などが 息子さんの一生を ずっと豊かにしてくれるだろう。

「旅」という言葉を見たり聞いたり口にするだけで ワクワクする。もう 過酷なバックパッカーにはなりたくないが、生きている間に いろいろな場所を見てみたい。今は その「場所」というのは 「山」がダントツだ。

健幸堂のホームページ
http://www.kenko7.com/