一路(上下巻)

nozomi612016-06-07

テレビドラマ化された浅田次郎の小説。
江戸幕府の力が弱体化しているころの 江戸末期の参勤交代の物語。舞台が中山道で 一宮からほど近い岐阜県の美濃地方の旗本が登場人物なので親近感があり面白かった。私も何度か旅をしたこともある木曾の宿場町での出来事も物語に出てきて余計に興味がわいた。

主人公の一路をはじめ、生き方 考え方がかっこいい登場人物たちが素敵で 一緒に旅をしている気分になった(とくに一路の藩の御殿様に注目!)。こういう小説を読んだり 関連する歴史を知ったうえで旅をすれば もっと旅が楽しく面白くなりそうだ。

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