6月の鍼セミナーへ

6月の鍼セミナーへ行って来た。今回より新しいクールが始まり 古くから継続しているメンバーとともに 初めての方々も受講された。

今回のテーマは 講義が 「頸部痛の代表的疾患 頸部変形性脊椎症 についてーその疼痛症候に対する筋運動学的見解」
実技は「腹臥位での頸胸椎領域刺入法」

最初に私がペアの先生を治療したが 講師の先生から 鍼をする場所が あとほんの数ミリずらして角度を変えるとさらなる効果を得られる箇所を 指摘いただいた。再度チャレンジしたところ、ペアの先生が「よく響いて良い感じです」とおっしゃった。この微妙な感覚をさらに磨いてゆきたい。

私は娘時代にムチウチをわずらい 首の状態がとても悪く 筋肉が固くなってしまっている。ペアを組んだ先生は 最初にお渡しした鍼では固すぎで刺入できなかったため、もう少し太い鍼で治療をしていただいた。苦労をかけてしまった。先生の鍼は 女性らしく 優しく心地よい。男性治療師の パワーあふれる治療も良いが 女性に優しく治療していただくのは 女の私でも「良いものだな」と思う。

時々私の治療は「男性的」と言われることがあるけれど、どんな感じなのだろう?つくづく思うのは もう一人の私が居て私自身を治療してくれたら 良い点や改善するべきことなどが分かってとても勉強になるだろうし、体も楽だろうな、ということ。でも それは無理なので よーく患者さんの反応を観察して その患者さんに合った治療が出来るようにするしかない。奥は深い。

健幸堂のホームページ
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