常念岳&南木曽岳の旅
10月29−30日の1泊2日で 常念岳と南木曽岳をはしごして登ってきた。
1日目(常念岳)
一の沢登山道を登り始める。↓
東の空に太陽が昇り始めた↓
沢沿いの道をどんどん歩く↓
東の空に雲海が現れた↓
常念小屋が見えた。むこうに見える穂高連峰と槍ヶ岳はもう白くなっている!夏にはここに沢山の人でとてもにぎやかだったが、シーズンオフのこのときは私と主人の二人だけ。風の音だけの全くの静寂。
ここまで無風で暖かかったが 稜線に出たとたんに冷たい強風で 耳が凍りそうになった。持参した帽子とウインドブレーカー、手袋を2重にして装備する。↓
常念岳山頂を目指す。↓
山頂にて。人っ子一人いないので お互いに記念写真を撮りあう。
山頂からは360度の眺望!槍ヶ岳も穂高連峰も御嶽山も南アルプスも八ヶ岳も富士山も蓼科山も立山連峰もすべて見えた!この景色を だれもいない常念岳で二人で独占してとても贅沢な気分だった。↓
とても名残惜しいが下山開始。
下山途中の山は 紅葉もすっかり終わり 晩秋の哀愁を帯びている↓↓
東の山は少し色づきが残っている↓
登山口から駐車場への道すがら。唐松が最後の秋を彩っていた↓
この日はずっと以前にお世話になった安曇野のペンションメープルリーフで温泉に入り美味しいお食事をいただいた。晩秋にはこんな森の中のペンションがぴったりだった。
2日目(南木曽岳)
ペンションメープルリーフを午前3時に出発し 南木曽岳へ向かう。登山口の駐車場で朝食をとり終わったころ明るくなったので歩き始める。
↓初めは木曾五木の森の中の自然探勝路をゆったりと歩く
だんだん道は急になる。このような 木製の階段が登山道中に無数にあるのが南木曽岳の特徴だと感じた↓
ときどき樹林帯の間から遠方が見えた↓
至る所にある橋も木曾らしく木製。これだけの橋を作ってくれていて、南木曽岳がよく手入れされていることが分かる。道しるべも多くいので道に迷うことは少ないと感じた↓
↓南木曽岳山頂に到着。山頂からは残念ながら眺望なし。
↓登ってきた道とは違う下山の道が指定されているのでそこを進む。途中で眺望があった。少しガスっている。↓
南木曽岳は低山だからと侮っていたが、急な登りも多く 結構体力を使った。北アルプスのトレーニングに登りに来る人が結構いる、というのもうなずける。
久々にペンション泊も楽しみながら とても楽しい2日だった。今回は晴天に恵まれたから良かったが 常念のような北アルプスの山は この時期一歩間違えば 雪と風で低体温症の危険もある。晩秋の山は 十分装備をして 無理をせずに楽しもう、とあらためて思った。
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