蝉しぐれ
昨日のお休みは主人と「蝉しぐれ」という映画を観てきました。地方の下級武士の子供の「文四郎」と、近所のおさななじみの「ふく」の、子供のころから大人になってからまでのかなわぬ恋の物語です。
恋の物語といっても、恋愛シーンなどありません。「好き」の一声さえも出てきません。それなのに、二人がお互いのことを本当に大好きなことが、画面を通じて伝わってきます。日本人なら、こういう「言葉に出さないけれど伝わる感情」というものが、よく理解できるのかもしれません。
日本とはこんな美しい風景に恵まれているのだ、ということをあらためて感じることが出来るのどかで美しい農村風景も素敵でした。
見終わって切なさと感動で胸がいっぱいになりました。封切からずいぶん時間がたっているのに、いまだ多くの観客を集めているわけが分かりました。
蝉しぐれ
http://www.semishigure.jp/top.html
こちらのレビューも参考になります
http://www.jtnews.jp/cgi-bin/review.cgi?TITLE_NO=12699
健幸堂のホームページ
http://www.kenko7.com/