101歳の習慣

精神科医で 現在も神奈川県秦野市でクリニック等を経営していらっしゃる 高橋幸枝さんの著書。患者のJさんが貸して下さった。私自身が高齢になった時にどのような心構えでいればよいかのヒントがたくさんある。

101歳ともなれば どうしても体の衰えは避けられない。それをどう受け止め 体を甘やかささず かつ疲れさせるほど頑張りすぎない塩梅をみつけることが大切なようだ。

また 元精神科医として 専門的なアドバイスがあった。歳を重ねるにつれて 自分の家族が突然人格がかわったようになり 高圧的になったり 悲観的になったり 暴力をふるうようになった場合は 精神科で相談した方が良いそうだ。単なる「気分」の問題ではなく「精神の病気」にかかっている場合があるので まずはかかりつけの主治医でもよいので 相談をした方が良いとのこと。

それにしても この本を貸して下さったJさんも素晴らしい。80歳を過ぎても 新聞を隅から隅まで読み、世の中のことに興味深々だ。そして、この本も 新聞広告で見て面白そう、と思い 自ら本屋に買いにいったそうだ。

老いということはきれいごとばかりでないが 生理的な変化を受け入れ 出来る限り楽しい気持ちで生活出来たら、と思う。

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