超チャーミング！水木しげるさん

NHKの番組で、「ゲゲゲの鬼太郎」の作者で有名な水木しげるさんのインタビュー番組を観ました。９０歳を過ぎても、とってもお茶目で なんて魅力的な方なんでしょう。学校は毎日社長出勤。戦争でラバウルへ行っても、仮病をいつわって、現地人と仲良くなって焼きバナナなどのごちそうをふるまってもらったりして交流を深め、終戦で日本に引き上げるときには、その現地の方達が、上官に「水木さんを日本に返さないで」と直談判にきた・・・など、水木さんのお話はびっくりの連続です。ものすごい自由人です。話が面白くて、思わず笑い声を上げて観てしまいました。水木さんはどんな状況でもマイペースで、その時々を楽しむことが出来たのですね。すばらしい才能です。
最終回で「なまけものになりなさい」という人生訓をおっしゃいました。軍隊生活や、忙しかった売れっ子漫画家時代を経てからこその言葉だと思います。インタビューをしていた松本アナウンサーが、「では、私のような忙しいものはどうしたら良いのですか？」と聞くと、「あきらめることですよ」と笑いました。松本アナウンサーは、「エエッ、救いが欲しかったのに・・・」とがっかりなさっていましたが、水木さんは、「出来る範囲で方の力を抜きなさいね」とおっしゃりたかったのではないでしょうか？

インタビューには、水木さんの奥様もご一緒でしたが、この奥様もとても素敵で、自由奔放なご主人を上手に手の中で泳がせてあげたんだなあ、と感じました。

素敵なシルバー世代の先輩を観ると、とても勇気付けられます。

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