自分との対話

春になってきました。万物の全てが大きく変化する時期です。そしてわたしたちの心や体の状態も、冬とは変わってきます。ときどき書いてきたことですが、健幸堂にある期間以上通い続けている患者さんは、今自分の心身がどんな感じで何を何を欲しているのかを上手に感じられるようになってきていらっしゃるようです。こちらが何も言わなくてもちょうどよい頃合に治療にいらしたり、日常の生活に気をつけるようになられたりなさいます。ですから、治療は体のみならず、患者さんの意識にも働きかけるものだな、といつも感動します。

私も、鍼治療は月に２−３回っていますが、その時は、自分の体の状態が本当に良くわかります。疲れていない、と思っても腰が疲労しているのに気づいたり、「ちょっと無理しすぎたかな」と思い出したりします。そして、自分の心の中で自分の心と体に「こんなになるまで頑張ってくれてありがとうね」「治療していただいて、楽になるからね。良かったね。」と話しかけることにしています。

度々書きますが、自分の心と体には、充分優しい言葉をかけてあげて下さいね。心も体も意志をもっていて、かならず良い反応を示してくれますよ！私はそう信じています。

（写真は去年の４月に安曇野のおそばやさん「あさかわ」で撮ったお庭の写真です。）

健幸堂のホームページ
http://www.kenko7.com/