中高年の歯列矯正

去年の１２月から歯列矯正の歯科に通い始めて、ようやく装置を付け始めました。中高年の歯列矯正です。ブログに書いても読む人には面白くないかな、と思いましたが、興味を持っている方も意外と多いようです。私が歯列矯正をすると言うと「私も噛み合わせが悪くて困っているから、また体験談を聞かせてね」とおっしゃる大人の方が沢山いました。

決心したのは、半年ごとに歯科検診へ行くのに、?虫歯が出来てしまい、先生に「奥歯ばかりで噛んでいて、奥歯が欠けてしまいそこから虫歯になっている。」と言われたことと、?年を経るごとに頚肩の不調がひどくなってきたからです。

主人に、「一度矯正歯科に診てもらおうかしら？」と言ったら、「そうしたら」とあっさりした返事。何しろ主人は３０代の時に、アゴの骨を切開くという大手術をして歯の広がるスペースを作った上での歯列矯正を経験しているのです。

主人の通っていた歯列矯正の先生の門をたたき、診ていただいたところ、「審美的には問題ないのだが、前歯が一切かみ合わず、奥歯だけで噛んでいる。だから奥歯が欠けて虫歯になる。そしてかみ合わせの悪さからのストレスが今までは若さで耐えてきたが、段々歳をとるにつれ体の不調を引き起こしている。」との診断でした。そう言えば、前歯で物を噛んだ経験なんてなかったなあ。

そこで治療を決意しました。私の場合、審美的なものよりかみ合わせを重視するということで、歯は抜かないで矯正をするそうです。どうしても上手く行かなかった場合に抜歯するとのこと。それほど小臼歯というのはかみ合わせに重要なのだそうです。

先週初めて装置をつけてもらいましたが、口の中がワイヤーで荒れてしまって、痛みで食事がしにくく、食べやすそうなものを無理矢理食べています。今までは固いものをバリバリ食べるのが好きでしたが、今はそういうものを食べる気が全くしません。（ダイエットを目指す人にはとっても良いかも）

というわけで４０代半ばにして毎日新鮮な？経験をしています。先生曰く、「うちでも５０代でも60代でも、矯正している人はいますよ。」ということです。

日々患者さんの治療にあたる治療師としても、自分の歯が変化するにつれ体調等がどう変わるかとても興味がありますし、「患者になる」ということは、とても良い経験だと思っています。

これから歯列矯正の体験談もブログに載せる日もあると思いますので、興味のある方は読んで下さいね。

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