お腹の不快感

nozomi612006-01-22

二日前に健幸堂にいらっしゃったTさんは、その日、みぞおちの痛み、お腹の気持ち悪さと、背中の痛みを訴えて来院されました。健幸堂に来る前に、あまり不快なので、医者で画像診断をうけたところ、特に悪いところはない、ということで胃の薬をいちおうもらって帰ったそうです。

このように医学的に問題はないのに、ものすごく調子が悪い、というときは、鍼灸がよく効きます。いつものように全身治療に加えて、お腹の治療を終えたその途端に、「先生、トイレへ行きたいのですが」とおっしゃいました。そうです、治療で消化器官が早速活発に動きはじめたのです。

トイレから戻って治療を終えた患者さんは、「ああ、すっきりして気持ちいい。来るまでの気持ち悪さはなんだったんだろう」と笑顔になっていました。

この道に入って、学生時代も含め、15年目になりましたが、鍼って勉強や臨床を積めばつむほど、「良く効くな」と我ながら感動することがよくあります。私自身の体も鍼でどれほど元気になったでしょう。15年前には、金華山を2往復のぼったり、バーベルを挙げる自分なんて想像もしていませんでした。

これからも、もっと腕を磨いて患者さんが少しでも早く楽になれるようにしてゆきたいと思います。

健幸堂のホームページ
http://www.kenko7.com/