抜群に面白い!「功名が辻」
司馬遼太郎の「功名が辻」(全4巻)を、読みました。来年のNHK大河ドラマの原作です。
- 作者: 司馬遼太郎
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2005/02/10
- メディア: 文庫
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平凡な足軽だった、山内一豊を、その奥さんの千代さんが、天性の才覚で、土佐の殿様にまでおしあげてゆく、というサクセスストーリーです。
歴史に詳しくない私には難しいかな、と思いましたがそんなことは全くなく、あっという間に4巻を読んでしまいました。山内一豊は、私の住む一宮市の木曽川町出身、ということもあって特に親近感がもてました。犬山城、清洲城、岐阜城、小牧城、など、一宮近辺の城や地名がどんどん出てきて、歴史に疎い私は、近くのお城には、こんなすごい人達(信長、秀吉、家康)が、住んでいたのだ、と実感していまさらながら感動しました。
それにしても、なんと千代さんの明るくて賢くて可愛いこと!現代でもこんなチャーミングな女性がいたらモテモテでしょう。女性として見習いたいな、ということが沢山見つかります。
司馬さんの本は、今までに「竜馬が行く」(全8巻)と「燃えよ剣」(全2巻)を読みましたが、どれも面白かったです。学校の歴史は年号を覚えるだけでつまらなかったけれど、大人になってから読む歴史小説は、なかなか楽しいものです。
ちなみに、8月には、一宮市木曽川町で、「一豊まつり」が行われます。大河ドラマ決定で、さぞかし沸くことでしょう。
一豊まつり
http://www.city.ichinomiya.aichi.jp/festival/kazutoyo.html
健幸堂のホームページ
http://www.kenko7.com/