のん気な方が
健幸堂のある患者さんは、腰が痛くなるとそのことに神経が集中してしまい、他の場所も痛くなってしまうのだそうです。そして、このまま体中が悪くなったらどうしよう、と心配で不眠になり、ついつい安定剤を飲んでしまうのだそうです。
その方に限らず、体のことにとても敏感な患者さんは、一つの症状がまた次の症状を招いてしまうようです。逆に、体に痛みがあっても、自分の楽しみを優先して、生活を楽しもうとなさる方もいらっしゃいます。
「腰が痛いから何もする気がしない。」という患者さんと、「腰は痛いけれど、何とか旅行へ行ってしまったわ。」と笑う患者さんでは、(もちろん症状の程度にもよりますが、)後者の方が良く治療が効き、直りが早いという印象をずっと受けてきました。
少々のん気で楽天的なほうが良いようです。同じ症状でも、受け止め方は色々なのですね。
患者さんから学ぶことはたくさんあります。
健幸堂のホームページ
http://www.kenko7.com/