今日がいちばんいい日

今、健幸堂の待合室に飾ってある絵には、「きのうより　あしたより　きょうがいちばんいい日」と書かれています。私の父が描いた絵で、言葉はどこからか引用してきたものだと思うのですが、とてもいい言葉だな、と思っていました。

そうしたら、昨日の中日新聞の“ひろさちや（宗教評論家）のほどほど人生論”で、“今の自分を受け入れる”というコラムを見つけました。

釈迦は、“過去を追うな！未来を求めるな！と言っているそうです。

病気になった人間が「病気にならないほうが良かった」と考えるのは、過去を追っているからで、「早く病気が治ってほしい」と願うのは、未来を求めているから。病気である現在の自分をしっかりと肯定することが釈迦の教えなのだ、と書いてありました。病気になったときには、「これはこれでいいのだ」と受け取るべきなのだそうです。病気は治るまで治らないからです。

なんだかすごく楽になれる考えかただな、と思います。苦しい状況でも、過去と比較したり、未来に期待せず、「これはこれでいいんだ」と思えたらとても心が軽くなりそうです。

健幸堂のホームページ
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