物語の世界へ

nozomi612008-10-24

友人が、映画やドラマにもなっている海堂尊の「チームバチスタの栄光」を貸してくださいました。ミステリー小説はほとんどよんだことがなく、ましてや医学物なんて、「読みきれるかしら?」と心配しましたが、読み出したら止まりませんでした。海堂さん、こんなストーリーを描くなんて天才だわ!と思いました。

誰が犯人だか早く知りたいし、でもあまりに面白いから全部読んでしまうのがもったいないような、そんな小説でした。もちろん、好みの問題ですが、「私ってこういう小説も好きだったんだ」という大発見があり、とても嬉しいです。

もともと読書は大好きで、読むのも結構早い方なのですが、どちらかというとエッセイや紀行文、新書など、小説以外のものを好んで沢山読んできました。それが、段々小説も好きになってきたのは嬉しいことです。そして、大人になってからの方が、集中力というか、本の中に入り込んでしまう力が大きくなってきたようです。気がつくと周りの騒音が全く耳に入ってこないほど物語に入り込んで別の世界をさまよう・・・そんな時間は歳をかさねるほど大切に思われます。

テレビドラマの方も結構面白そうです。原作を読むと、ドラマと比較できて面白いですね。

チームバチスタの栄光
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%81%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%81%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%81%AE%E6%A0%84%E5%85%89-%E4%B8%8A-%E3%80%8C%E3%81%93%E3%81%AE%E3%83%9F%E3%82%B9%E3%80%8D%E5%A4%A7%E8%B3%9E%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA-%E5%AE%9D%E5%B3%B6%E7%A4%BE%E6%96%87%E5%BA%AB-599/dp/4796661611/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1224840460&sr=1-1