家計簿廃止

７０歳代の患者様で、結婚当初からずっと家計簿を付け続けていて、時々見返す、という方がいらっしゃいます。サラリーマンの奥様として、見事に家計を切り盛りし、家のローンも上手に返済し、保険もかけ、貯蓄もなさり、海外旅行なども楽しまれています。まったく、素晴らしい能力です！

私も、厳密なものではありませんが家計簿を付けてきました。でも、今年は止めてみることにしました。なぜかと言うと、自営業で収入が一定しないこともありますが、毎年家計簿をつけて集計してみても、何も「分析」したり、「計画」をたてるということをしてこなかったから。「我が家の食費って、すごい額だなあ」と思っても、そこで節約したり、１日の食費を規定する、などということをしないからです。(そんなことをしたら、我がだんな様が可愛そう！）そんなどんぶり勘定の家計で、家賃ままならないような新婚当初からなんとかやってこられたのだから、もう家計簿は止めてみよう、と思いました。

日記も、付けるのは大好きなくせに、「付けっぱなし｣で、ほとんど読み返さないので、ある時ばっさり止めて、古い日記帳は全部捨てました。でも、やっぱり何か日々の感動を書きとめたくて、１０年連用日記を付け始めました。これなら、毎年前年度や２年３年前の記録を見返すだろうな、と思いましたので。付け続ける自信はばっちりあります。

実は、家計簿は廃止しても、「旅の日記」と「日々の体重＆トレーニング」の記録は、あいかわらず付け続けています。やっぱり私は記録するのが好きなのでしょうか？

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