佐賀のがばいばあちゃん

nozomi612005-08-19

佐賀のがばいばあちゃん (徳間文庫)

佐賀のがばいばあちゃん (徳間文庫)

今日は「佐賀のがばいばあちゃん」という本をご紹介します。この本は、前に中日新聞のあるコラムで紹介されていて、興味を持って買い求めました。

著者は、漫才コンビB&B」の島田要洋七さんです。島田さんは、小学校の時、家の事情で、佐賀の祖母に預けられます。その、おばあちゃんが、「佐賀のがばいばあちゃん」です。本当に、こんなおばあちゃんがいたんだ!とびっくりするぐらいのスーパーおばあちゃんです。胸をはって『先祖代々の貧乏』というだけあって、がばいばあちゃんはものすごく貧乏なのですが、明るく、たくましく、生きています。

洋七少年に、川のザリガニの味噌汁を、伊勢海老だといって食べさせ、ばれたら「見た目はほとんど一緒」と言ってワハハとわらったり、とにかく暗い貧乏ではなく、明るい貧乏なのですね。

「通知表は0じゃなければええ。1とか2をたしていけば5になる」

「葬式は悲しむな。ちょうどよかった、しおどきだ。」

「世の中には病気で死にたくない人がいっぱいおるのに、自殺なんて贅沢だ。」

「海水パンツなんかいらん!実力で泳げ!!!」

「人間は死ぬまで夢をもて!その夢が叶わなくてもしょせんゆめだから」

ほんとうに深いおばあちゃんの言葉です。

なんとなく、元気の出ない方、この本を読むと、”本当の幸せとはなにか”をがばいばあちゃんが教えてくれるかもしれませんよ。

来年にはこの本が映画で上映されるそうです。

佐賀のがばいばあちゃんホームページ
http://www.gabai-baachan.com/

健幸堂のホームページ
http://www.kenko7.com/