佐賀のがばいばあちゃん
- 作者: 島田洋七
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2004/01/01
- メディア: 文庫
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今日は「佐賀のがばいばあちゃん」という本をご紹介します。この本は、前に中日新聞のあるコラムで紹介されていて、興味を持って買い求めました。
著者は、漫才コンビ「B&B」の島田要洋七さんです。島田さんは、小学校の時、家の事情で、佐賀の祖母に預けられます。その、おばあちゃんが、「佐賀のがばいばあちゃん」です。本当に、こんなおばあちゃんがいたんだ!とびっくりするぐらいのスーパーおばあちゃんです。胸をはって『先祖代々の貧乏』というだけあって、がばいばあちゃんはものすごく貧乏なのですが、明るく、たくましく、生きています。
洋七少年に、川のザリガニの味噌汁を、伊勢海老だといって食べさせ、ばれたら「見た目はほとんど一緒」と言ってワハハとわらったり、とにかく暗い貧乏ではなく、明るい貧乏なのですね。
「通知表は0じゃなければええ。1とか2をたしていけば5になる」
「葬式は悲しむな。ちょうどよかった、しおどきだ。」
「世の中には病気で死にたくない人がいっぱいおるのに、自殺なんて贅沢だ。」
「海水パンツなんかいらん!実力で泳げ!!!」
「人間は死ぬまで夢をもて!その夢が叶わなくてもしょせんゆめだから」
ほんとうに深いおばあちゃんの言葉です。
なんとなく、元気の出ない方、この本を読むと、”本当の幸せとはなにか”をがばいばあちゃんが教えてくれるかもしれませんよ。
来年にはこの本が映画で上映されるそうです。
佐賀のがばいばあちゃんホームページ
http://www.gabai-baachan.com/
健幸堂のホームページ
http://www.kenko7.com/