脚の静脈瘤?の患者さん

nozomi612005-06-29

整形外科で脚の静脈瘤と診断をされた患者さんを、夫の陸男先生が担当しました。患者さんは、膝の裏の違和感で、整形へ行き、静脈瘤だと診断され、手術をすすめられたそうです。そこで、手術以前に鍼灸治療でなんとかならいか、と治療にいらっしゃったそうです。陸男先生がみたところ、その膝は、膝裏の筋肉の腱が、凝り固まっているだけで静脈瘤ではなかったそうです。中腰姿勢で、膝を曲げた状態を長く保っていると、そういうことが起こります。

以前この日記に書いたオスグッド病もそうですが、整形外科の診断と、私たちが患者さんの触診をして感じることには、ギャップがあることがしばしばあります。なぜなら、整形外科は”骨”と”関節”の学問で、私たちは”筋肉”をターゲットに治療をするからです。

「レントゲンで異常はないけれど、具合が悪い」「整形で治療をずっと受けているけれどなかなか良くならない」と言った場合の多くが、鍼灸マッサージの治療で良くなることを経験してきました。

ただし、MRIやCT,レントゲンと言った画像診断も重要なことは確かです。お風呂場でころんで、自分では打ち身だと思っていても、骨折していた、ということも時にはあります。

そういった検査を受けて異常がなければ、私達も安心して治療が出来ます。

今日の写真ですが、テーマとは関係ないのですが、先日行った、開田高原の一風景です。

健幸堂のホームページ
http://www.kenko7.com/