梅雨の白馬旅行(2)

nozomi612005-06-19

 北澤美術館の本館内の作品を鑑賞し終わって、今度は、新しく出来た新館へ向かいました。入場料には、本館と新館の鑑賞料金が含まれていて、それぞれ別々の日に見に行ってもかまわないそうです。
 ”新館”というからには、本館のすぐ近くにあるのか、と思ったら、諏訪湖をぐるっと半周したあたりにありました。ここには、ルネ・ラリックのガラス工芸品とオールドノリタケの製品が展示してあります。

ルネ・ラリックの作品は、洗練されていて美しいものでしたが、どちらかと言えば、本館で見たエミール・ガレの形も色も彩色も面白い作品のほうが私の好みでした。

オールドノリタケとは、私たちの地元愛知県のノリタケという製陶会社が日本製陶という名前だったころの製品なのですが、「これは、”工業製品”というよりも”芸術品”だなあ、と見とれてしまいました。形の美しさと絵付けの精巧さにおどろきました。こんな素敵な食器や花瓶を使った人達は、きっと心が癒されたど思います。

その他、新館では、ガラスの印鑑を作ったりといった体験工房や、広い広いガラスショップや、ベーカリーカフェ(パンが美味しそうでしたよ)もあり、充実した観光施設になっています。

写真は、私が思わず「素敵!」と言ってしまった、オールドノリタケの化粧品入れです。これを持っているだけでも美人になれそうな気がします。

北澤美術館新館
http://kitazawamuseum.kitz.co.jp/annex/