春眠暁を覚えず

nozomi612005-04-19

春は眠い季節ですね。これは、冬の間、交感神経(自律神経の中で、緊張する時に優位になる神経)優位な状態だったのが、急速に副交感神経(リラックスする時に優位になる)が優位になってくるためなのです。”季節の変わり目”は、”自律神経支配の変わり目”でもあるのです。東洋医学で言えば、”陰”の季節から”陽”の季節への変わり目です。

こんな時は、眠い・だるい・やる気が出ない・アレルギー症状など、副交感神経が急速に優位になってきたための症状が出やすくなります。

こういう時は、しんどいからといって寝てばかりいるより、軽く運動したり、食事量を減らして(満腹になると副交感神経が司っている消化器が働き出すために、副交感神経が優位になってしまうのです。食後に眠いのはそのためです。)、交感神経優位な状態を作ってやるとよいそうです。

これは、私が考えた方法ですが、「お化け屋敷でゾッとする」「スポーツ観戦をして興奮する」「綺麗な女性や素敵な男性を見てドキドキする」というのも、この季節にぴったりな自律神経トレーニングになるのではないでしょうか?

もちろん、鍼灸は自律神経のバランスをとるのにぴったりな治療法ですよ。

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