治療の間隔

nozomi612005-01-11

よく、患者さんから「前回の治療から次の治療までどれくらいあければ良いのでしょう」と質問を受けます。

急性のぎっくり腰や捻挫や寝違えのようなものは、間隔をあけず、出来るだけ毎日治療をすると、とても良くなります。今までの臨床経験では、病院の湿布を貼っているだけの処置と比べれば、症状が現れてからすぐに鍼をすると本当に早く良くなる、という印象を受けます。

数年来の慢性の症状は、毎日する必要はなく、理想的には週に1−2回づつ、根気良く治療をする必要があります。やはり2週間あけてしまうとせっかく少し良くなっても戻ってしまうことがあるようです。症状を抱えていた年数が長ければ長いほど、治療も根気が必要となります。来た道が長いほど帰る道も長いようです。

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