眠れない時は

nozomi612004-11-13

ゆうべ来院なさった患者様が面白いことを教えてくださいました。「先生、眠れない時は”アーーーー”って息の続く限り声をだすといいわよ。テレビで知って、まさかと思ったけれど、試してみたら効果抜群なの」

夜眠れないとお悩みの患者さんは結構たくさんいらっしゃいます。その方々が口をそろえて、「鍼を受けた日は、ものすごく良く眠るし、翌朝のお通じが良い」とおっしゃいます。私自身も鍼治療を受けた日は、翌日寝すごしそうなぐらい良く眠ります。

これは、鍼をすると、イライラや心配事で交感神経優位だった自律神経が、リラックスモードの時に優位になる副交感神経にスイッチが切り替わるためです。治療にいらした患者様が、鍼をして3分もするとスースー寝息をたてはじめるのも自律神経のスイッチが入れ替わった証拠です。

”アー”っと長く長く声をだすことは、自律神経を交感神経から副交感神経へ切り替えるのかもしれませんね。寝つきの良い私ですが、眠れぬ夜があったらぜひ試してみたいと思います。

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