A widou for one year

nozomi612017-04-28

Jhon Irvingの小説。

性の描写がすごく多くて 途中で気分が悪くなった。以前によんだ Irvingの「A Player for Owen Meany」や「The Hotel New Ham@sjore」があまりにも感動的だったので 期待が大きかっただけに 本作は少し退屈に感じた。

しかし、巻末の Irvingと編集者との対談がとても良かった。そのなかで特に印象的な話がある。著者は 小説を書き始める前に かならず構想ノートを作ることに時間をかけるそうだ。だから、よく言われるように 物語を書き始めると登場人物が思わぬ方向に小説を展開してゆく、ということは無い。完璧なプロット(筋、構想)を作ってから作品を書き始めるので、物語の展開や結末も分かっており、手をとめることなくスムーズに書き進めてゆくことが出来る。Irvingの長い長い小説は きちんと計画されたとおりに書かれてきたのだ。

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