A Prayer for Owen Meany

nozomi612015-05-24

ついに読み終えた。初めて読んだ John Irvingの作品。

最初から難しい語彙が一杯出てきて辞書を引き引き2か月ほどかかってしまったが、それだけ労力をかけても この物語の世界にぐいぐい引きつけられた。

主人公のオーウェンは 貧しい石工の息子で 体が以上にに小さく、奇妙な声でしゃべり、皆のいじめの対象だった。でも、決して卑屈にならなかった。成績も優秀だし、推薦入学で入った高校では 新聞部員として するどい記事を投稿しつづけ、周囲も一目をおくようになる。そして、そん人とは違った容貌にもかかわらず女子にもモテる!

物語は オーウェンが  野球の試合でヒットを打ち、その球がこの本の語り手のジョンのお母さんにあたって死なせてしまうところから始まった。だから私は オーウェンが いかにこのことを悔やんでつぐなうか、という話になるのだろうと思った。しかし まったく別の展開だった。

人の行動や心理を このように表現できるなんて、すごい!英語のネイティブスピーカーではない日本人の私でもこんなに引きつけられただけあって、アメリカのアマゾンで見ると この本の評価は ダントツで高い。

この本は あと2−3回読んでみたい。1回目では 意味を追うのがやっとだったから、もっともっとこの本の良さをじっくり味わってみたい。

健幸堂のHP
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