2015-02-27 「鏡子の家」 「鏡子の家」は、私が最初に読んだ三島由紀夫の本です。日本文学研究者のドナルド・キーンさんが、「三島由紀夫以上の作品を書ける人はあとにも先にもいない」とおっしゃるのを聞いて 前から読みたいとは思っていましたが ようやく読むことが出来ました。 感想といえば、とにかく描写が細かく、すべての表現を理解しながら読もうと思うと膨大な時間がかかりそうでした。鏡子という謎めいた女性の周りに集まる男性4人が 一人を除いて道を外れていく、ちょっと不思議な感じのする物語です。 健幸堂のHP http://www.kenko7.com/