常滑へ小旅行

nozomi612011-03-04

ひょんなことからカナダからのコレットさんと1日過ごすことになり、主人とともにわが故郷常滑に行きました。実家の義妹も一緒にイナックスのライブミュージアムへ行きました。
http://www.inax.co.jp/museum/
ここはとても美しい博物館&資料館&工房があり、私の好きな場所の一つです。世界のタイル博物館の展示も 入り口からタイルのトンネルの美しさに圧倒されます。

コレットさんは 素晴らしい知識の持ち主で、私たちはガイドするどころか、タイルの様式等について講義をしてくださいました!展示の美しさに 時間をかけて熱心に見入っていらっしゃいました。その後、工房にて 「自由時間」というプログラムで こんなミニ作品を作りました。私はこのようなメモホルダーにモザイクをしてみました。妹とコレットさんは 額縁を選びました。主人は「こういうの苦手」と言って見学していました。

女性陣は大はしゃぎ。シンプルだけれど どの色のタイルをどんなふうに貼るかを考えるのはとてもワクワクしました。

その後常滑の美味しい回転寿司へ行きました。コレットさんは、「なんだか良くわからない食材」も果敢に挑戦し 残さず食べてしまったので、チャレンジ精神にびっくり!「ゴボウの味噌づけの細巻」とか、お稲荷さんとか、知らない貝類とか・・・

食後は焼き物散歩道を散策しました。「どこもかも焼き物ばかり。すごい!でもそれはどうして?」と感動してもらえたので嬉しかったです。ちなみに、常滑で焼き物が盛んになったのは、原料の土が豊富にあり、そして海に面しているので、重い焼き物を 日本各地に輸送することが出来たからです。

物資の輸送で富を得た 廻船問屋 瀧田家 (かいせんどんや たきたけ)も見学しました。ちょうどひな祭りの日でしたので、瀧田家のお雛様も展示してありました。


平日にもかかわらず、結構な人数の観光客が来ており、常滑も観光地になったんだなあ、と感じました。セントレアが出来て以来、私の知っている常滑はどんどん消えましたが、観光というかたちでも、保存して行ければよいと思います。

大変楽しい1日でした。人をおもてなしするというのは、自分の気持ちまで楽しく気持ちよくなりますね。

健幸堂のHP
http://www.kenko7.com/