初めての歌舞伎

nozomi612009-06-01

お友達が、「歌舞伎のチケットがあるのですが、ご一緒しませんか?」と誘ってくださり、先日初めての歌舞伎を観てきました。演目は「東海道中膝栗毛」です。有名な弥次さんと喜田さんが東海道を旅する珍道中のお話で、この公演のために 名古屋のお客さんを意識した脚本で 大変分かりやすく面白く、客席からは笑いが絶えませんでした。歌舞伎が初体験の私にぴったりの 楽しい楽しい時間でした。

今までテレビでしか見たことなく、平面的なイメージしかありませんでしたが、役者さんたちの歌舞伎独特の動きがあまりに格好良く、出来るだけ目に焼き付けようと一生懸命観ました。特に主役の弥次さん役の市川右近さんの動きが流れるように美しく、いきなりファンになってしまいました。あれだけの動きが出来るようになるには 何回も何回も、そして何年も稽古を重ねてきたのでしょう。足の筋肉も筋肉の割れ目がはっきり見えるほど鍛え上げられていました。それから女形の役者さんの動作もなんとも「女らしく」綺麗でした。女形の人達は、皆、手の甲までおしろいをぬっているのですね!

まるで夢の中のような世界でした。またひとつ新しい世界をのぞくことが出来ました。しばらく余韻がさめやりませんでした。こんな素晴らしい機会を与えてくれたお友達に感謝です。

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