森に眠る魚

nozomi612017-04-30

角田光代の小説。

仲良しだった保育園のママ友が、小学受験を機にだんだんバラバラになってゆく話。主婦たちのの嫉妬心や猜疑心などがどんどん増大して行き、読んでいて恐ろしくなりつつ、物語に引き込まれて本を閉じることが出来なくなった。別に、殺人事件が出てくるわけでもないのに、こんなにも怖く感じる物語があるのだと知った。

こどものいない私でさえこんなに夢中で読んだのだから 園児を持つお母さん方が読んだら もっと没頭できるかもしれない。

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