手根管症候群

Qさんが 手根管症候群の治療をしてほしい、と来院。両手を見せていただくと、とくに右の母子球(親指の付け根のふくらみ)が 萎縮してへっこんでしまっている。てのひらが氷のように 冷たく、Qさんは 痛くてたまらない、と言う。そして 握力も極度に落ちている。病院では 手術をするしかない、と言われているが それだけは絶対いやなので 少しでも症状が楽になればよいので鍼をしてほしいとのことだった。

かなり重症だが やれるだけ治療してみよう、と思い、鍼治療を施した。4回ほどの治療を重ねて 手のひらの温かみが戻ってきた。そして 痛みに関してはかなり緩和されたとおっしゃった。握る力は まだ弱いが 痛みから解放されただけでも嬉しい、と言ってくださる。今後も治療を続けて下さるそうなので 少しでも日常生活の質があがるように心を込めて治療しよう。

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